
「幻のデビュー曲(加藤和彦プロデュース、安井かずみ作詞、高橋幸宏・細野晴臣演奏)」の存在。この曲は、「その頃の加藤和彦らしい、耽美で虚無な雰囲気」に満ちた曲だったが、関係者の間で「あまりにも退廃的」という声が強く、結果的にお蔵入りに。
プロモーションを担当していたワーナーの富岡氏から前歯を矯正するように言われた。
尊敬する芸能人は矢沢永吉と桃井かおり。
大手広告代理店とタイアップで大々的なプロモーションが想定されていたが、富岡氏はこれを蹴り、演歌方式(地方のドサ回り)を選んだ。
ヴォイストレーナー・アカデミーの大本恭敬によるヴォイストレーニング。
デビュー直後に行なわれた豊島園での歌謡ショーで、雨の中にもかかわらず毅然とした態度でステージに立った。
といった内容。
新人のデビュー曲としては退廃的すぎたのでしょうけど、もし楽譜なり歌詞が残されていたら、今の明菜さんに歌ってみて欲しい気も。
残念ながらこの曲の音源は残っていないらしく、加藤和彦さん安井かずみさんお二人とも亡くなられているので、可能性としてはかなり低そうですけど。
ヴォイストレーナーの大本恭敬さんは、夜ヒット・マンスリーの最終日にゲスト出演されていましたね。
「お前は顔では他のアイドルに負けるから、歌で勝負しろ」とか言ってました…

今後、どんなエピソードが出てくるか楽しみです。
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この記事へのコメント
しんじ
まさ
ほんと、失礼な話しですよね^^;
あんなに可愛らしい少女に向かって、いくらスパルタ指導といってもちょっと言い過ぎですよねぇ。
でも、そのスパルタ指導があって今の明菜さんがいるのも事実だし…でもちょっとヒドイな。
yuki
今日、「週刊ポスト8/2」を買ってきました。
「私は百恵さんと違う」この明菜さんの言葉は胸にグッときました。
個人的な意見ですが、いつの時代も真面目に頑張っている人ほどあまり評価されないって事がありますよね。
意見をしたら「偉そう」とか「生意気」とか言われますし…。
周囲からどう思われようが明菜さんはいつでも自分の意志を大切にしてきたんだと思います。
あ、DAM
とにかくなにより「赤い花」入れて欲しいんですよ、DIVAもないし(^^;
よろしくお願いします 。
モナリザ
明菜さんの曲をいろいろと聞いているうちに、caribbeanを聞いて思いました。明菜さん、けっこうスティールドラム(スティールパン)の音も似あうなぁって。ミ・アモーレ、アサイラム、Eyes on you、Bonita terra、etc…
明菜さんの異国情緒シリーズ好きなので、またおもいっきりそんなアルバム聞きたいです。
まさ
「私は百恵さんと違う」…この明菜さんの言葉に「自分は誰のマネでもない!」というプライドを感じます。
デビュー当時から自分の意見をちゃんと持っていて、ハッキリ主張するがゆえに誤解される事も多かったですよね。
でも、そんな明菜さんだからこそ、歌謡界のトップにまでなったんだと思います。
そんじょそこらの作られた“歌姫”と呼ばれている人たちとは全く違います^^
まさ
カラオケの印税に限って言えば、明菜さんが作詞した楽曲でないと明菜さんにカラオケ印税は入らないと思いますよ。
なので、明菜さん作詞(Miran:Miran含む)の楽曲を歌うようにしましょう^^
まさ
2冊ともゲットできて良かったですね^^
これからどんなエピソードが出てくるか楽しみです。
「スティールパン」って内側が大きな中華鍋みたいになってる楽器ですよね?^^;
明菜さんの異国情緒シリーズ、僕も大好きですよ^^
復帰第1弾で異国情緒溢れるオリジナル曲っていうのもいいですね。
ボギー